私が住んでいるのは集合住宅ですが、自分の所にNURO光の専用回線を引くことができました。
「マンションでよく専用回線が引けましたね」と驚かれることがあります。
そこで、そのいきさつを書いてみます。
1.なぜ専用回線を引こうと思ったのか
2020年6月に引っ越したマンションには、別の会社のインターネットが来ているのですが、時間帯によっては、かなり遅くなります。在宅勤務が普及して、一斉に使うためと思われます。
そこで、専用回線を引きたいと思いました。
調べてみると、NURO光が速いということがわかりました。
2.マンションの管理会社の許可をもらう
一番大変だったのは、マンションの管理会社の許可をもらうことでした。
工事の方式は、工事の会社の方が来られないとわからなかったです。
でも、あらかじめ管理組合の許可をもらわないと、工事を依頼できないです。
仕方ないので、ホームページで一生懸命、工事の方法を調べました。
基本的には、マンションの主配電盤を通す方式。
例外的にアパートの2階に電柱から直接線をひいた例もあるようです。
工事申請書を管理組合に出した所、理事長さんから、「マンションの共用部分に穴をあけるような工事は難しいだろう」というお返事がメールで来ました。(申請書に私のアドレスも書いていました。)
そこで、「マンションの共用部分に穴をあけない」という条件付許可をいただくことにしました。
穴をあけない場合、次の2つの方式のどちらかになります。
(a) 主配電盤を利用
(b) 電柱から、エアコンダクトを使って、室内につなぐ。
無事に条件付許可が出て、工事を申し込むことができました。
3.第1段工事:NUROの工事
NUROの工事担当の方が来られて、どちらの方式の工事になるのか聞いた所、「電柱から部屋はだめ」と言われました。
マンションの1階の主配電盤からフロアの配電盤へ、そして自室までの配線工事が終わりました。
NUROの工事の方からは、「分譲マンションでよく許可が出ましたね」と言われました。
4.第2段工事:NTTの工事
第2段工事では、NTTの方が来られました。
電柱から主配電盤まで、40芯の光ファイバーが来ていることがわかりました。
30数軒の小さいマンションなので、もし全部の家で専用回線を引いても大丈夫なようです。
主配電盤での接続はすぐ終わりました。
めでたく専用回線が来ました。800Mbpsの速度に感動しました。
5.振り返って
一番大変だったのは、管理組合の許可をもらう所でした。
相手の懸念点を聞いて、「条件付許可」をいただく方向にしたのが、よかったようです。
忍耐力も必要でした。
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